現時点の数字
株数 700
購入価 1,353
現在価 1,223
差額 -90,300
2020年2月のコロナ禍による株価前の価格と直近の決算短信を見て業績は回復していて、株価は出遅れていると判断して4月中旬に購入しました。購入後微上昇した後で連日数%の下落を繰り返しています。改めて現状の株価と下落している原因を考察します。主事業は製紙や印刷用樹脂でシェアを持ち、中国展開に重点を置いている事業です。
印刷用樹脂は個人需要/法人需要ともにデジタルフォーメーションによる紙の削減のような逆風もあり、Eコマースに利用する段ボールの印刷などコロナ追い風となる事業でもあります。重点の中国は業績が回復に向かっていることからも経済の復調が読み取れ、以降も戻してくると想定しています。関連業界の企業で言うと、すでに決算を発表している四国化成工業などはコンセンサスを上回るような決算となっているなど業界としては期待ができる状況ではないかと思います。
https://www.arakawachem.co.jp/jp/ir/library/account/
2Qと3Qの数字を見比べると明確に増収増益の回復に向かっているように見えます。特に懸念としては時価総額に対する負債の大きさが懸念として気になります。流動資産もある程度の数字があるので即問題にはならないかもしれませんが、割安株として見た時にかなり大きな数字でなかなか手を出し辛い数字です。毎期ごとに減少してしていく(もしくは資産がそれ以上に増える)のであれば自信を持って買い増しできるのですが、迷っている間に株価も下落していってしまっているという状況です。PER /PBRを見ると相当安い数値が出ていて、業績も四半期ごとに回復しているため株価の上昇もあるかと思いますが、決算短信ごとにROA /ROEが悪化していき、このままだとさらに負債が増えていくではないか?という心配が払拭できず今一歩決めてに欠けている状態です。チャートを見ても、自分自身も含み損の状態なので今後の動きに注視したいです。
以上、よろしくお願いいたします