グーグルに投資したい

4/27から4/28にかけて決算発表がありました。株価も一気に上昇しましたが驚異的な数字が出ています。

https://abc.xyz/investor/
「2021 Q1 Press release」

各項目を見ていきます。

> Revenues(収益)
2020と比較して30%を超えた数字が出ています

> Operating income(営業利益)
> Net income(純利益)
いずれも2倍以上の数字が出ています

> Segment results
> Google Search & other
> YouTube ads
> Google Cloud
検索、動画、クラウドいずれも収益の数字が伸びています

> Liabilities and Stockholders’ Equity(負債)
長期的に返済が必要な負債など金額は莫大ですが成長を見ると何の問題もないように思います。

グーグルをはじめ全世界に向けてサービスを提供している事業ではEU圏内ではGDPRのような現地の法律によって巨額の制裁金を受けているため、その影響がどの程度あるのか?関心がありましたが今後も継続注視していきます。昨日の取引では微減で終わっていますが、決算後に5%程度株価が上昇しています。

コロナ禍であっても広告による収益など結局は好調を維持して、とてつもない数字となっています。また、毎年5月に技術カンファレンスを開催していますが、今年はインターネットではなくアメリカで現地集合型のカンファレンスとなる周知がなされています。世界で最も利用されているブラウザを提供していることもあり、現在のインターネット広告を制御する根幹の仕組みであるブラウザのCookieを廃止を検討するなど、この会社の動向次第でインターネット広告を扱う事業会社の今後の業界の勢力図が変わっていくはずです。クラウド事業のシェアもMSやAmazonと比較するとまだ成長の余地がありますし、他のベンダーとの明確な違い(コストメリットや高速起動など)もあります。株価の推移を見るとどの時代でも右肩上がりで投資家の願望のようなチャートではありますがまだまだこの会社の成長は止まらないはずですし、関連銘柄やETFの高騰が続きそうです!

> https://about.google/intl/ALL_jp/
> Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。
グーグルは上記のミッションを掲げていて、このミッションを知っている方はごく僅かだと思います。しかしグーグルの主事業であるキーワード検索は世界中の誰もが利用していて、まさにミッションに沿った事業活動であると言えます。そのようにユーザーにわかりやすい価値を提供して説明不要な共通認識を得られるのがこの会社の素晴らしさであり、何年も連続で勝ち続ける理由だと思います。(グーグルにとって比較対象があまりおらず勝つというより成長し続けるという表現が適切かもしれません)

(余談)2012年の記事ですがこんな時代もありました
https://www.gizmodo.jp/2012/01/post_9933.html