投資進捗 10,640,000(△0)

買増

銘柄名 ティッカー 購入価格 株数 損益
マイクロソフト MSFT 252.27 13 -1.3

4月27日にQ3決算を発表がありました。グーグルやアップルはとてつもない決算を出していて、マイクロソフトも脅威的な決算だったが、比較するとやや見劣りするバイアスがかかってしまいました。株価も発表後10$前後(262 → 249$)下げたため、下落した段階で余剰資金をマイクロソフトに投資しました。

 現在の世界的なクラウド需要は一次的な需要だと考えています。この需要以前は事業会社自身や、関連ベンダーで管理していたIT資産を、特に仕様変更を入れず、アマゾンなどクラウド業者の環境に単なる移設することが主な目的です。これが終われば、より効率が良いシステムに作り替える、BPR(ビジネスプロセスリエンジニアリング)やDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでいくはずです。まだ一次的な需要でしかなく、今後もさらにクラウド需要が増えていくため、大幅な成長が続くと確信しています。

マイクロソフトの決算内容を確認します

https://www.microsoft.com/en-us/investor
https://www.microsoft.com/en-us/Investor/earnings/FY-21-Q3/press-release-webcast
Microsoft Fiscal Year 2021 Third Quarter Earnings Conference Call
PowerPoint

Q3 financial Summry
事業サマリごとの1株あたりの利益が2桁ドル成長していて、利益も40%近く伸びています

Quartey Commercial Highlights
法人向けの事業では主にクラウド事業(MSアジュール)が脅威的な成長を遂げています。前期も今期もQ3の伸びがすごいですね。恥ずかしながらremaining performance obligationという項目を初めてみたのですが月額で利用金額を請求する際に、ユーザーと契約済みで、請求する権利を持つ債権のような項目と認知しました。

Productivity and Business Processes
Office365関連商品の推移です。既にほとんどの方が使っていて成長の余地がないと思ってましたが、まだまだ微上昇しています。MSダイナミクスとリンクトインは2桁成長しています。ダイナミクスはセールフォースなど巨人がいる中で素晴らしい成長ですね。リンクトインは自分も利用していますが凄く活発に連絡が来ていて勢いと熱量を体験しています。

Intelligent Cloud
マイクロソフトは以前からインテリジェントクラウドやインテリジェントエッジという呼称を使っていましたが、MSアジュール事業の業績です。ここは四半期ごとに20%成長を続ける絶好調事業で、当のマイクロソフトも2020年に予想の3倍以上のスピードで移行が進んでいると話しています。最近自身もアジュールのWeb AppsとAKSを運用していて、他のユーザーさんとも良く情報交換しますが、サポートの対応が素晴らしいです!

More Personal Computing
OS、サーフェス、ゲーム機の推移です。ゲーム機が凄く伸びているように見えます。会社の貸与PCはサーフェスラップトップですが凄く使いやすいです。

BALANCE SHEETS

貸借対照表を見てみます。長期的な借入など負債がかなり増えていますが、脅威的な成長率を考えると何の問題もないように思います。規模が大きいと、それだけ小回りも効かず、状況が悪化すると転移も早いので定点観測していきます。

Accounts receivable, net of allowance for doubtful
accounts of $620 and $788

売掛金と貸倒引当金の推移によって昨年から流動資産が減少しています

Equity investments
Goodwill

株式投資とのれん(ブランド価値の上昇)によって固定資産が増えてます

Current portion of long-term debt
長期的な借入が大きく増加しています

Short-term unearned revenue
短期的な前受収益が大きく減少しています

CASH FLOWS STATEMENTS

支出入を見てみます。Q3は問題なさそうですが、次や次々回の決算ではここを注視しておきます。

Repayments of debt
負債の部分で借入が増えたと書きましたが、返済額は前期と比較して大きく減っています。
長期的な借入のため、まだ返済額が少ないのかもしれません。

Common stock cash dividends paid
配当金の支払額は株価の上昇に伴い大幅に増加しています。増配分を考慮しても足りないので株数が増えたか?継続確認する。

貸借やキャッシュフローも桁が大き過ぎて、どの比率で判断して良いかよくわからなくなっています。自分の経験則を元に規模を*10、*100して判断基準にして結果13株投資しました。本日から5月の取引が始まるので、株価を注視して適切に判断していきたい。