アスクル 2021/05期Q4決算

https://www.askul.co.jp/kaisya/ir/

確認していきます。事前に見たアナリストの予想では大半が小幅成長による株価下落といったところ。先週から信用売りが大幅に増加していることからも読み取れます。

業績

増収増益で特に利益は1.5倍の大幅な伸び(88億→135億)となっています。昨年過去最高水準の利益を叩き出したにも関わらず、それを1.5倍も超えてくるのは凄すぎるの一言ですね。来期は中期経営計画に出ている通り投資の段階なので、2021/05期と同等の業績を見込んでいるようです。

業種

BtoB事業の売上に対する割合が60%を超えています。主力事業がリモートワークで減速すると予想していたが影響がなく戻していたことが好決算につながったのでしょう。売上の比率は少ないですがロハコなどBtoC事業もZHDのポイント還元キャンペーンで恩恵を受けられたと思います。

統括

倉庫の火災や川邊社長との内紛など後ろ向きなニュースが先行していましたが、2020/5期と2021/05期、2回続けて素晴らしい決算を出しています。BtoB、BtoCいずれも成長していて、主力事業に大幅な投資をするIRも出て手堅く成長していく期待が持てます。
競合のコクヨさんなどもあまり元気がないので、資産を適切に投資に変えて経営して欲しいですね。

以上、よろしくお願いいたします