【決算確認】フジシールの2022年第一四半期

確認します。通期の決算は以下を参照お願いいたします
zees.link


2022年3月期 第1四半期決算短信
https://ssl4.eir-parts.net/doc/7864/tdnet/2012850/00.pdf

概要

前年同期比で売上はほぼ横ばい、利益は30%の成長となっています。前四半期との比較でもほぼ同等(売上横ばい、利益2桁成長)となっています。なぜ利益が大幅に増益となったのか決算の資料では明確な説明はありませんが、2020年第一四半期決算の数字とほぼ同じ営業利益なのでコロナで一時的に減速した業績が2年で元の水準に戻った、と読み取っています。

その他

前回から3ヶ月しか経っていないので大きな動きはありません。全世界的に外出自粛が徐々に解除となっていて、ペットボトル飲料水のラベルを売っているフジシール社にとっては良い状況に変わって行くかと思っています。

世界的に見るとアメリカの賃金上昇に伴う景気が上向き、それに連動して金利も上昇した場合ドルが高くなり円が安くなるかと思います。そうなれば海外から資金が入ってくると予想しています。

以下は月足の2年推移です。状況は異なりますが決算が2年前の水準に戻ってきているので上昇が期待しています。
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また、前回の記事でも記載しましたが近年全世界的に環境保護の観点でゴミの量削減に意識が向いていて、ペットボトルのラベルなどは販促の価値はあるが一番最初に削減するべき場所です。そこを主事業にしているのでプラスチックのストローが話題になり急速に紙のストロー化が進んだように、超短期間でラベルレスやアルミボトルに変わり、売上が激減するリスクもありますね。近い将来間違いなく先細る事業なので競合が入りづらい、少ないという見方もできますが。11月中旬に出る予定の第二四半期の決算にも注目しています。