確認します。この事業者は第三四半期が少し売上の比率が低く、それ以外はほぼ均一の数字が出ます
今期の通期は会社史上最高の売上で、Q2としては一番高いEPSが出ています。前年のQ2がコロナ自粛で飲料水の売上が落ち込んだことで減益だったので、その反動で30%の伸びとなっています。業績としては素晴らしい数字ですが、配当で短期の人に対するQUOカードを廃止したこともあり5%を超える下落となりました。
ペットボトルや容器のラベルにおいてシェアを持っているが環境を配慮してゴミを削減する意識は年々高まっていて、今後先細りする業界であると言えます。
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このように芦田愛菜さんがラベルを剥がす動画も出てきて、広告的な価値はあるかもしれませんが、ゴミが出ることと、捨てる時に手間なことを考えると、ますますラベルレスボトルが増えるでしょう。そうなった時にこの会社の売上は大幅に減少してくはずです。
決算自体はすごく良かったが、今後売上が減少してく見込みで下落しているようです。フジシール社も危機感を持っていて新規事業立ち上げの意識はあるようで、そこに期待したいです。しかしラベルのシェアで大成功した財産をそう簡単に捨てられるのか?注目したいです。
PERは15倍程度で平均値だと思います。業界/地合いでみても割安ではないので強気に買えないですね。。