少数派の働き方

先日ヤフーさんが会社の制度として出社不要という制度を発表しました

ヤフー、通勤手段の制限を緩和し、居住地を全国に拡大できるなど、 社員一人ひとりのニーズにあわせて働く場所や環境を選択できる 人事制度「どこでもオフィス」を拡充 - ニュース - ヤフー株式会社

一方で以下のような発言も出ていて大半の職種は出社しないが、一部の専門職だけは出社する制度になっていると予想します


私が働いている会社も似たような制度があり、9割以上のメンバーがリモートワークで、一部の職種の方だけセキュリティ区画で作業するために出社しているという状況です。

時代の流れ的にもリモートワーク/出社を選択できるようになりましたが、出社する専門職の方は選択できないため、現状は出社する人は恩恵を受けられない、いがみができてしまっています。

というのも、リモートワークが早急に普及しすぎて、それらを検討する前に動き始めてしまっているという印象です。もう少し時間が経ち、色々な制度の試行錯誤が進めば、より不公平を感じにくい制度ができてくるのではと思います。

単純な制度ではなく、在宅勤務が通常の勤務体系となり出社する方が専門の契約/評価にしていくなど契約体型自体を変えていくことになると予想しています。

今後、さらに在宅勤務が普及することで、出社するような専門職はなり手不足になっていき、ヤフー社のように完全在宅勤務で、毎月交際費も出るというような魅力的な勤務条件の提示もそうですが、出社する職種に対しての魅力的な勤務条件の提示(出社手当とか?)も今後増えていくと思ってます。

出社する人は「通勤時間」などお金で買えない時間の拘束を受けるので、そこに対してなんらかの対価が必要だと感じています。業務だから/仕事だから出社するのは当然だと考えるのは簡単ですが、近い将来(というかすでに?)なり手不足で苦しむことになりますし、在宅勤務者にとっても、出社勤務者にとっても、お互いに不公平と感じる差が限りなく少ない落とし所を見つけたいですね。

会社としては大多数が働きやすい制度/体型を整えるのは当然のことで、私も制度を作る側であればそうするでしょう。少数派としては意見が通らず、不公平に感じますが、いずれ整地されると思うのでまずは冷静に業務に集中しようと思います。不満があれば、自分自身で環境を変えられる時代ですしね。