確認します!一言で表現すると「普通の企業の決算」でした。
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四半期の売上として1ビリオン(1000億円)を突破して前年同期比で21%の増収でした。利益は251ミリオン(250億)ほどになります。苦戦しているのはガイダンス(次四半期の予想)で、売上はほぼ横ばい利益は30%ほどの増益を見込んでいます。特にズーム社としては売上の積み上げが重要だと考えているのでかなり厳しい状況です。
私は最近月に1回ほど色々な会社の方と動画ツールで話をしていますがTeamsが一番多くGoogleとZoomがたまに使うという状態です。感じるのは動画の質でZoomが一番良いです。特に通信状況が悪い場合でもほぼ気にせず通信でき他の動画ツールと比較しても圧倒的に話しやすいと思います。しかし他の動画ツールも使えないというわけではなく動画の品質に対して毎月1ID/3000円と管理運営コストを払うかどうかということですね。
株価は2020年11月につけた$480から(増資などありましたが)決算毎に下落していき2022年3月には$108まで下がりました。ZMに投資しているアメリカの某投資家は「我々は短期で勝負していない中長期で見ていろ」と強気のコメントを出していました。
インターネットサービスにおいてシェアを取るのは非常に重要で1強多弱という勢力図になりやすい特徴がありますが、動画ツールは「コスパ」が良い製品が勝つと思います。高品質高価格のZoomか中品質低価格のTeamsか別の製品か、最終的にどの製品が勝つのかわかりませんが今後も注視していきたい(結局のところ大きな資本や組織力があるところが勝つ可能性が高いと思ってます)。