確認します。
財務
通期比較で増収増益です。ヤフーやLINE事業どちらも広告事業が大幅に伸びています。アルファベットなど国際企業が情勢などが原因で欧州の広告事業で苦戦している一方で、アジアなど国内向けの広告事業は好調に推移しているようです。ウクライナ-ロシア間の国際情勢は2022年に入ってから動いたので、来期(2023年3月期)はさらに大きく影響が出ると予想しています。
事業
新事業といえばZホールディングスがクイックコマースと呼んでいるヤフーマートとLINEのフィンテック事業に注目しています。私もヤフーマートを利用しましたがコンビニよりも高い価格設定で「早く得られる」というだけで普及するのは難しいと感じました(一部の富裕層向けのサービスです)。
Eコマース事業では増収減収となっておりポイント還元キャンペーンの乱発やフリマ事業の手数料を下げた影響が数字にも出ています。今のところメディア事業が好調で全体の利益は出ていますが、そちらが減速した場合コマースの投資を継続できるか?という懸念があります。私もフリマアプリで何かを売る時に複数のアプリ間で商品数や販売価格を確認しますが、明らかにPayPayフリマは数が少ないのでまだまだ他のアプリと差があります。
今後について
アメリカのアマゾンのEコマース不調の影響と景気減速など後ろ向きなニュースしかないため株価はしばらく下落を続けるでしょう。ただ日本で一番有名なIT企業(ヤフーやLINE)で、かつ(負債も多いけど)ソフトバンクの資金力があるため有力企業を買収などの戦略で継続成長できると思います!
コロナで大幅に伸びたEコマースが高い基準になるためそれをいかにして超えていくか?今後の決算に注目します!
前の決算時にも言ったかもしれないけど、家の近くにワイモバイル店舗が2つありますが、半年間1度も客が入ってる状況を見たことがないです。経費も掛かるので不採算店舗はヤフーマートの店舗にするべきですね。