コロナでおそらく最も影響を受けたアメリカのクルーズを動かすカーニバルですがここにきて10億ドルの増資計画を出しました。航行開始して決算も持ち直して予約数もきちんと出て「さあこれから」という時に・・・。
以前から記載している通り自分はカーニバル(以下「CCL」)を$20くらいで700株保持しています。ので昨日の終値時点で-45%ほどの含み損になっています。
それら踏まえた上で今回のCCLの判断を支持しています。金融機関から増資を受けられるということは今後の中期経営計画も、ある程度目処がたっているということですし、前述した業績に対する好感条件も揃っていますしね。
行楽などの業界は不況になれば真っ先に削られる予算だと思いますので、今年アメリカ経済が不況に陥った際にどれほど決算に影響が出るか?はわかりません。しかしコロナで長らく抑制生活を続けていたので需要は続くはずです(そもそもこの2年間で解消された可能性もあるけどね・・・)。
先日、テスラ(以下「TSLA」)の決算発表があり、相変わらず継続成長している驚異的な数字だと読み取りました。昨年、TSLAから「今後しばらくは150%の成長を続ける」と豪語していましたがその通りになっているのは信じられないの一言です。TSLA車は中国ですごく売れている背景があり、いずれ中国政府が「TSLAの販売を禁止して中国系EVメーカーの車だけ扱います」みたいな流れになると思っていましたが・・・。最近TSLA車を街中でもたまに見るようになりましたし、徐々に浸透している感覚は15年前にiphoneがソフトバンクから出た時と似たように思います(徐々に街中で見る頻度が増えていった的な)。
最近株式市場はすごく強いですが、まだまだ指数は下落トレンドを抜けていないので、騙し上げの可能性を常に注視して慎重に投資していきたい。