7月の雇用統計はかなり強い数字が出ました(インフレ懸念減速ならず)

特に以下の点で注目していました。
・雇用数が予想と乖離があるか? → 少ない場合は景気悪化(株価下落)
・平均時給が予想と乖離があるか? → 多い場合はインフレ懸念が続く(株価下落)/少ない場合はインフレ減速(株価上昇)

結果は雇用数は予想を大幅に上回り平均時給も微上昇という結果になりました。

数字だけ見れば景気は減速しておらずインフレが減速してないので株価は下落すると考えられます。しかし、雇用の数が予想よりも多すぎて、働き口の需要がある(売り手市場)ため、賃金も上昇傾向にあるとも読めます。そのため、単純にインフレが鈍化していないと単純に評価できないと考えています。

インフレが徐々に鈍化していくことを見越して7月のFOMCでは利上げ幅を小さくするかも、という発言が出ました。しかし、7月の雇用統計の平均時給の数字だけ見ると鈍化していないので、やはりもう少し強気に利上げが必要という判断が下るかもしれません。いずれにせよ今後も注目します!!

傾向を見ていると大型のテック株(TSLAとかAAPLなど)はほぼ横ばいですが、小型のテック株が伸びている傾向に見えます。決算が良かった銘柄(データドッグなど)を少し買おうか悩んでいます。今日Unity(以下「U」)が8%ほど上昇していますが、広告モデルが主な収益モデルのため、今後厳しい決算が出ると予想でき、買う勇気がありません。。。来週はUやMarqetaの決算なので継続確認したいと思います