風向きが変わった(NVIDIAが業績を下方修正)

nvidianews.nvidia.com

NVIDIAは主に半導体の生産を行うアメリカの事業者で安価な半導体はかなりのシェアがあるのではと思います。安価なマウスコンピューターのグラフィックボードはよくNVIDIAのシールが貼ってあります。

内容としては81億ドル(8兆円)の売上を見込んでいたが67億ドル前後に着地する見込みというものです。この差分は主にゲーム事業の減速によるものとのことでした。NVIDIAはゲーミングPCのGeForceやニンテンドースイッチなどのゲーム機器に使われていて、そこが予想と実績に乖離があったと思われます。

先日任天堂の決算でスイッチの販売台数が前年同期比で20%減というニュースを見ましたが、その時の理由が半導体の供給不足だったと認識しています。(有機ELモデルでなければ)スイッチは小売店で買えますし単純に需要が一段落したということですかね。

2020〜2021年は半導体が絶好調で世界的に半導体が不足しているなど連日ニュースになっていましたが、すでに需要は折り返していて厳しい状況に陥っているように見て取れます。8/24の決算発表も注目したい。