最近アメリカ市場を見ると指数が常にマイナスとなっている気がする。確かに上昇するニュースがほぼありませんが、厳しい地合いですね。
これだけ連続で売り込まれたらVIXが高騰して売りが一段落するのではと思いますが、あまりVIXが上昇せず、まだまだ売りが続くと見ています。
9/6はアメリカの先物が高騰していたので今日こそ上げるか?と思っていました。しかし、同様に金利も高騰していたので、その圧力を受けて売りが入っているようにも思います。
アメリカの指数を見ていると、S&P500やDOWと比べてNASDAQやRussell 2000の方が下落率が高いです。この理由は…
NASDAQはIT系の銘柄が多く、他の指数と比較してPERが高い銘柄が相対的に多く、金利上昇の影響を受けやすい指数だと思います。また、Russell 2000は小型の銘柄の指数ですが、財務基盤が強くない企業が相対的に多く金利上昇の影響を受けやすい指数だと思います。
そのためNASDAQやRussell 2000が他の指数よりも下落率が高い状態であれば、自分の予想の範囲内なので、もうしばらくVIXを注視しながらポジションを維持しようと思います。
他の指数と並んだり、他の指数の方が下落した場合は、自分の予想と外れているので、ポジションを縮小する見込みです。
NASDAQのベアは投資信託ですが、売るにも買うにも時間がかかるので、一旦投資信託を全額売って約定したらベアETFに切り替えようと思います。
次大きく市場が動くタイミングは9/13の消費者物価指数だと思います。そこまでにはポジションを縮小して上昇も下落も取れるように準備しておきたい。
自分の思い通り進んでいる時こそ一番警戒して冷静に進んでいきたい。このままVIXが微上昇を続けるなら30に届かなくても早めにポジションを減らすなども検討いたします。