全世界のインフレ懸念のピークは過ぎたと思ってます

株式市場の価格の変動と一部相関がある恐怖指数が、今年は数値が大きくなっていて、上下によく動いています。

アメリカのS&P500を見ると6月と11月に大きく下落していますが、最近は大きく戻しています。利上げの期間が伸びるかもしれないが、1回の利上げ幅を短くする可能性もある、とニュースも出ていました。

大きく株式が買われていて、金利も下がったので、市場の雰囲気や動向が変わったことが見て取れます。

一旦インフレの数字は徐々に減ってきているので、今後は企業の業績の折込みを踏まえて動向を読んでいきたい。

特に大型銘柄はドルが高くなったことで業績に大きなブレーキがかかりました。金利が下がると同時に徐々にドルが下がってきているので、継続成長している銘柄を買ってみるのが良いかもしれません。ちょうど為替の影響を大きく受けたマイクロソフトなどの決算に注目してます。

本来なら利上げ幅が小さく、減速した事実は買いなんでしょうが、過去の市場では利上げの停止や、減速の発表後に暴落しているため、慎重に判断していきたい。

市場がリスクを許容しているか?どうかを暗号資産(ビットコインとか)の値動きで見ていましたが、大きく下落してしまったので指標としてあまり参考にならなくなった。。

12/13にアメリカの11月実績の消費者物価指数が発表になるので、そこの数字を一旦は待ちたい。

現状市場は利上げの減速を織り込んだが、企業業績の悪化を織り込んでいないと思うので12月から1月にかけては少し下げていくと予想しています。