確認します。ワールドカップを全試合無料でリアルタイム放送したAbemaとして認知度が大きく上がったと思います。
数字としてはワールドカップの放映料を計上することで1Qは赤字になっています。
事業ごとに見ていくと、世界的に不景気に入り広告事業は影響を受けているかと思っていたが前年同期比プラスで推移しているようです。ゲーム事業は上下激しいためあまり実績が参考になりませんが、前年が絶好調だっただけで今年も数字としては好調でも良いと見ています。メディア事業はAbemaが前年同期で売上が30%増加しています。
特に注目すべきはワールドカップの投資に対する反応かと思います。300億とか言われてる放映権含めた諸費用に対して3400万weekly active user(以下「wau」)を超えたとのことで、終了後も前年同期比1.4倍程度の定着があるとのことです。
自分もプレミアムではないですが毎週のプレミアリーグはAbemaで見るようになりました。
また今回のワールドカップをテレビではなくスマホで見た人の割合が一番多かったと記載がありました。サッカーは展開が早くスマホだと見辛いと思っていましたが、すでに一番多い視聴者層はスマホで見ていたようですね。
今回は放映権料で一時的に大きなマイナスとなりましたが、メディア事業の認知度が上がったことで広告にもより価値が出てくることと、コンテンツも集まってくるはずです。思ったよりも早く黒字化できるかもしれないのでしっかり見ていきたい。