【サッカー観戦】12節延期分アーセナル-マンチェスターシティ

昨シーズンの順位を考えると、この時期に2チームが首位攻防戦になることはあまり想像できませんでしたがアーセナルホームでの1位アーセナルと2位マンチェスターシティの対戦でした。

アーセナルは直近2試合を負けと引き分けていて復調を期待したい試合でしたが、マンチェスターシティが勝ちました。試合を見た限りでは、まだチームとしてマンチェスターシティの方が強いと感じています。アーセナルはPKで1点入れましたが、その判定もエンケティア選手がボールを離した後の接触をとったものですし、決定力不足がなかなか厳しい状況ですね。ジェズス選手の復帰を待ちたい。

マンチェスターシティはデ・ブライネ選手が別次元の動きをしていました。献身、パスのスピードと精度が一人だけ桁違いの動きでした。年々サッカー選手の基礎能力が上がっていると思いますが、トレーニング手法などの技術革新が何度か起きたら、他の選手のレベルがこの選手に追いつくのかもしれない。ボールの保持率は極端に少なかったものの、シュート数はほぼ同じだったので、アーセナルに持たせる戦略がはまったと感じています。

冨安選手はマンチェスターシティに1点目を献上するバックパスを出して戦犯になってしまいました。SNS上はバックパスの切り抜きが溢れて、両チームのサポーターから厳しい言葉が飛んでました。ざっと見ましたが、特にシティサポーターからの「ナイスパス」のような投稿が多かった!
プレミア1位のチームにいて首位攻防戦で先制される原因を作ったので、それも仕方ないですね。もはや冨安選手は良いプレーをしていたら褒められる段階ではなく、相手チームのエースを完封しなければ批判されるような立場だと思ってます。

毎試合ハーランド選手やラッシュフォード選手など相手チームの一番危険な選手を抑えるのは恐ろしい笑!失点直後にウーデゴール選手やジンチェンコ選手が冨安選手に声をかけに来ていたり、エミレーツの雰囲気はちょっと感動しました。

最近アーセナルの試合で気になるのはウーデゴール選手の存在感があまり出ていないと思ってます。コンディションが良い時はボックスtoボックスで献身的な守備と相手ゴール近くでシュートやパスに目立ちますが最近数試合は調子を落としているように見えます。アーセナルで一番危険な選手なのでマークが厳しくなりますが復調を期待したいです。

ユナイテッドも復調してきて、プレミアリーグの優勝戦戦もかなり面白くなってきました。またブライトンやトッテナムなども絡むCLの出場ライン争いもかなり熱い!

アーセナルとして今期は出来すぎていただけでCL出場権が取れたら目標達成だと思ってますので復調してほしい。最近ベンチにスミスロウが入ってませんがまた怪我かな・・・。

マンチェスターシティの中心選手が30歳前半になり高齢化していて、リーグ戦カップ戦CLを同じメンバーで回すのはかなり厳しいのではと感じてます。近年のサッカーにおいて環境の変化などで30代でもパフォーマンスが落ちにくく、選手寿命が伸びているとは思いますが、ハーランド選手やフォーデン選手などを中心にして徐々に世代交代を進めていくべきなのでは、と見ていて思いました。

SNSを見ていると、おそらくマンチェスターシティ宛の「You can not buy the class」(格式は買えない)というゲートフラッグの写真がありました。10年くらい前(?)にアーセナルからよく選手を引き抜いていた時に、似たようなものをたくさんみた記憶があってちょっと懐かしく、当時はナスリ選手の顔写真付きで「little whore」(小さな娼婦)というゲーフラの写真を見て、単語が分からず辞書で調べて「アーセナルのサポーターは怖すぎる(--A;」と思ってました。

次は24節ブライトン-フルアムの対戦を視聴する予定です。今期好調でEL出場権を争うフルアム相手にブライトンがどこまでやれるのか注目です!