プレミアリーグ25節 レスター-アーセナル

今シーズンのプレミアリーグも終盤に近づいてきました。ホームのレスターは現在14位で降格圏まで差がないため、少しでも勝ち点を積み上げたいところ。アーセナルは前節劇的な勝利となり勢いを持続したい試合になります。

内容に関してはラインを低めに設定したレスターに対してアーセナルが保持するという展開です。先発した中盤の底ジョルジーニョ選手が長短のパスを供給して攻めの形を作っていました。今シーズン初めて前線中央にトロサール選手、左にマルティネッリ選手が入って、トロサール選手が前線で動いてパスの受け手となり、ボールを動かしていました。

レスターはアーセナルのボール保持に対して高い位置で奪ってカウンターの機会が何度かありましたがクロスバーに当たったり、運も悪かったと見ました。後半ヴァーディー選手を入れてチーム全体で強いプレスを掛けましたが1点が遠かったですね。ヴァーディー選手は前線からの献身的な守備に動いていますが今シーズンはまだプレミアリーグでまだ1得点しか取れておらず、苦しいチーム事情が伺えます。。

結局アーセナルは左に流れたトロサール選手に最終ラインからボールが出て、マルティネッリ選手に絶妙なパスを出して得点しました。その1点を守り切り勝ちました。

前節でも感じましたがウーデゴール選手は疲れなのか、ボールロストやプレーの制度があまり良くないと感じました。スミスロウ選手がまだ本調子じゃないのかもしれないがこの部分の代替が効くのか気になりますね。

2/25はロシアの軍事侵攻から1年が経過したことで、プレミアリーグとしても改めてウクライナを支持する意図で両監督はウクライナの子供が作った国旗カラーのバッチを付けていました。アーセナルはウーデゴール選手の提案でウクライナ出身のジンチェンコ選手がキャプテンで、キャプテンマークもウクライナ国旗カラーの特別仕様でした。

全38節のうち25節終わりました。残り13節どのような結果になるのか楽しみです。


先週、Jリーグもシーズンが開幕しましたが、VARを使ったにも関わらず誤審が出てました。内容としてはボールがゴールラインを超えていて、中継やダゾーンの映像では明らかにゴールだったが、VARでは超えてないと判断をしてしまったというものでした。予算や準備期間がたくさんあるワールドカップであればゴールかどうか自動判定のゴールラインテクノロジーや、オフサイドの自動判定を使っていました。しかし、自動判定する場合は全チーム一括でピッチにカメラや機材を設置しなければならず、コストも期間もかかるので難しい問題だと思ってます。

時間は掛かると思いますが、より公平な競技となることを願うばかりです。またこの判定が残留や優勝に関わらなければ良いなと。。。