ダブルエーが2分割後に急騰

先週ダブルエーが分割後は厳しくなると書きましたが分割発表直後に急騰しました。

冷静に考えてみれば、野心的な中期経営計画を立てておいて、株主優待の拡充を決めたということは「勝算がある」ということですから、前向きに受け止められるはずですね。短期的には上昇しましたが、中長期的にどうなるか?は注視していきたい。

持株としてはNTTが徐々に持ち直しています。25分割前に急騰して、分割後に急落しましたが、ほぼ分割前の水準にもどってきたように思います。苦戦しているのはアルファシステムズで今期は数字的にほぼ横ばいの予想ですが、PERは15倍なので、まだまだ高い水準ですね。

最近、IRニュースを見ても「譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ」がかなり多くなってきたように思います。PER1倍以下の企業が株価を上げる目的で自社株を取得することがありますが、取得した株式をどのように対応するのか?もきちんと評価する必要がありますね。

譲渡制限付株式報酬にしても、消却にしても、財務状況を見て適切な判断かどうか、きちんと判断していきたい。


7月27日、28日に金融政策決定会合があり、そこで日本も利上げが出る可能性があります。そうなった場合日経平均は急落して、ドル円は大きく円高に動くはずなので、日本株式を持ちながらドル円を売ってリスクを減らしておきたい。7月のFOMCも待っているので今週は大きく動く週ですね。