読んでみます。
まずはMeta社です
about.fb.com
Facebookの利用者は月間アクティブで30億人、四半期の売り上げは401億ドルで、そのうち広告関連の売り上げが約390億ドルで、ほぼ全ての収入が広告のようです。
1年前は広告が減速して投資も重く非常に厳しい財務状況でしたが、見事に復活して投資額を維持しながら利益を2倍以上に伸ばしています。
決算時の発信を見ても新しい情報は特になく、AIとメタバースに継続投資していくとのことです。
正直、VRのようなメガネを使った仮想空間上の活動は価値を感じていません。日本でも渋谷でVR上で花火を上げたり、商業施設で動画が流れたりしますが、まだまだ現実との差が大きすぎます。また3年後に見たい。
アマゾン社の決算
クラウド事業やEV投資とかやってますが、多国籍でECを展開しているのでアマゾンの決算は全世界の景気指標を得られます。
四半期の売り上げは17億ドル、そのうちAWSの売り上げが16%、それ以外の多半数がECの売り上げだと読みました。ECの売り上げとしては2023年の前半に減速しましたが後半に持ち直しています。
アマゾンが投資しているEVのリヴィアン社も苦戦していて、テスラ社のような大きな成功になるかはまだまだ未知数だと感じます。
決算発表後、メタ社とアマゾン社の株価は大幅に上昇しています。
マイクロソフトなどの決算でも感じましたが、クラウド事業はまだまだ成長余地が残っています。自社で管理していた機器類をクラウドに移行している第一段階で、そこからAIのプラットフォーム利用や、システム受託会社を通さないツールの利用などが進んでいくため、さらにクラウドベンダー依存が進んでいくはずです。
最近、AWSが発表しているサービスはそのようなものが多く、Bedrockというサービスではプロンプトで入力してシステムを作っていくサービスです。下手な受託開発ベンダーを使うよりは、何度もやり直しができて革新的な仕組みになるでしょう。もしくは受託開発ベンダーが、これでシステムを量産して売り込むのか・・・。
今週、ネクソン社がストップ高となりました。以前ビットコインを大量に買ったり面白い施策をやるゲーム提供などエンタメ企業です。今回は大人気の多人数参加型オンラインゲーム新作を発表したことが好感されたようです。
以前も書いた気がしますが、ゲーム関連の銘柄は現在高騰していてネクソン社もきっかけ待ちだったように思います。
最近の印象ですが、ゲームにおける世界観の構築やデザインは魅力的だけど、肝心なゲーム部分で評価が低い製品が多いので、その辺り良い手当が欲しい・・・。