ニッチな需要で(一部の)世界を幸せにする

最近、ソシャゲの開発会社さんと一緒に働く機会がありました。そこで働いてて、複数のソシャゲをやっていて、バニー姿のキャラばっか集めてる人がいました。

昔から色々なゲームの中にバニースーツの姿をしたキャラクターがいると思います。自分はあまり関心なかったけど、一定の需要はあったみたい。その人はバニースーツがめちゃくちゃ好きなデザイナーで、その会社のバニーキャラは全部その人がデザインしているらしい笑。

その会社では企画を考える時に、マーケ部門や分析職の人が、市場調査みたいなことは一応しているらしい。しかし、ゲーム開発で一番大切なのは関係者の主観や熱量だとしていて、数字の調査は参考程度にしかしない、とのことでした。

以前、自分がゲーム会社に勤務していた時も「自分が開発するゲームは、自分自身が一番のファンでなければならない」とか言われてた気がする。自分自身が5000円とか課金したくなるようなコンテンツでなければ、他の人が課金してくれるわけがないってことですかね。

ちなみにその会社は新作ゲームとしてキャラが全員バニー姿でトランプするソシャゲを作ってるらしいです笑。どんあゲームになるのか全然想像できないけど、すごいゲームになりそう…!実装を楽しみに待ちたい。。

その会社の企業理念が「ゲームを通じて世界を幸せにする」であり、世界中のバニースーツ好きにゲームを提供して素晴らしい体験の機会を生み出せるなら、最高の事業ですよね。企業の文化や行動指針と事業が合致した活動になるはずです。


全員バニーでトランプって、似たようなゲームがあるのか、と調べてみたら、、、。赤坂にバニーガールとポーカーできる場所があるらしい。poker-lab.jp

勝利の女神ニケってソシャゲで開発者インタビューを見た時に、開発者の方が「バニー姿のキャラが多くないか?」という質問に対して「質問の意図がわからない。バニー姿のキャラが嫌いな人がいるのか?多くの人が好む姿を実装しているだけだ」と回答していました。世界的にも共通の需要なのかもしれない。